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法人調達・まとめ買い計測機器・測量機・警報機読了目安 約8分

WBGT計・熱中症指数計のレンタル|実測・予測・表示モニターの違いと手配

暑さ指数を表示する機器でも、作業場所で黒球等を使って測るもの、温湿度から予測するもの、外部の測定値を表示するものは役割が異なります。借りるときは「WBGT計を一台」から一歩進め、どの作業場所を測り、誰が値を読み、どこへ記録するかを決めます。グリーンクロスの現行カタログ掲載を手がかりに、機器と付属品、受入れまでを整理します。

この記事の結論

  • 屋外の日射や炉等の輻射熱がある作業場所では、黒球等を備えたJIS B 7922等に適合するWBGT指数計での実測を検討します。温湿度から算出する予測値を同じ実測値とは扱いません。
  • 測定器、表示器、警報、保存、通信は機能を分けて照合します。表示器にWBGTの文字があっても、必要なセンサーや記録機能が標準で含まれるとは限りません。
  • 現行GCカタログにはHeatSign、環境表示器、WEATHERYのレンタル掲載があります。希望日の在庫・貸出構成・設置作業は個別に確認し、型式と測定・記録の動作を受入れ時に照合します。
作業場所で黒球等を使って実測する経路と、温湿度から予測値を算出する経路を分け、表示・保存・通知の構成を確認する図

測定方式と、値を共有する機能を分ける構成検討図です。機器の設置方法や作業継続の可否を指定するものではありません。

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実測・予測・表示を分けて、必要な役割を決める

熱中症対策に使うWBGTは、気温だけでなく湿度、日射や輻射熱等の影響を反映する指標です。厚生労働省の2026年ガイドライン概要は、JIS B 7922等に適合したWBGT指数計での実測を示しています。機器の名前に「熱中症」「WBGT」があるかだけで決めず、測定方式と用途を照合してください。

表示される値がどこから来るかを区別する
機能・方式何をするものかレンタル前の確認
黒球等を用いる実測用指数計作業場所の暑熱環境を測り、WBGTを求める適合規格・精度区分、日射の設定、使用条件、センサー
温湿度からの予測・換算温度・湿度等の情報から参考となる値を算出算出方法、日射・輻射熱を捉えられるか、実測器との役割分担
表示・警報モニター接続した測定器等の値を周囲へ知らせる入力する値、対応センサー、付属ケーブル、警報条件
保存・通信時系列データを残す、離れた人へ共有する保存先・間隔・回収方法、通信契約、欠測時の運用

黒球が付いていない簡易表示は、特に屋外炎天下や輻射熱のある場所で実際の暑熱環境を十分に捉えないことがあります。事務所の温湿度や地域の予測値を、そのまま屋外の作業場所の実測値と呼ばないようにします。表示の色だけで作業の継続を判断せず、作業負荷や衣類等を含む評価・対応と組み合わせます。

現行GCカタログのレンタル候補を、型式と構成で照会する

グリーンクロス公式「猛暑・熱中対策カタログ2026」の誌面16には、次の掲載があります。掲載は取扱候補を確かめる根拠で、希望する時期・地域の在庫や、すべてのセンサーを含む貸出契約が確定したことを意味しません。カタログの掲載名を伝え、回答された現物の型式と構成を照合します。

公式カタログの掲載役割と、見積りで詰める範囲
掲載名・表記掲載されている役割貸出前に確定すること
HeatSign HEA-DIS-01/レンタルOKWBGT・気温・湿度の表示、黒球を含むセンサー、警告現物の表示器・センサー型式、適合規格、記録・警報、ケーブル
環境表示器/レンタル4144-6200-20複数の環境計測項目を表示するシステムWBGT測定に必要なセンサーを含むか、脚部・電源・保存・通信
WEATHERY WEF-DS01/レンタルのみ風速・温湿度等の計測、換算したWBGTによる通知実測用指数計と分ける運用、契約・通知先・表示板の有無
WEATHERY用表示板WP-LB01/レンタルのみWEATHERYの情報を数値で表示する機器本体との組合せ、表示項目、設置・電源。単体で測る機器ではない
GC掲載の環境表示器の外観。表示器、専用脚部、ソーラーパネル等を組み合わせた例
出典:グリーンクロス掲載商品「環境表示器」(商品ID10888)の既存写真。脚部・ソーラー等を含む外観例です。写真だけではWBGTセンサーや、各付属品が貸出一式に含まれるかは判断できません。

キッズウェイのWEATHERY仕様では、WBGTは換算表から算出する値です。GCカタログにも温湿度からの算出と説明されています。広い現場の注意喚起や通知の候補として検討しつつ、直射日光や輻射熱を受ける作業場所で必要な実測を置き換えないようにします。

センサーを置く場所と、人が表示を見る場所を分ける

朝礼看板の隣は表示を共有しやすい一方、実際の作業場所を代表する測定点とは限りません。日なた・日陰、炉等の熱源近く、風通しが悪い区画など、暑熱環境が変わる場所を先に列挙し、同時に測る必要がある区画と巡回で把握する区画を整理します。

  • 測定位置:対象作業の場所、高さ、日射・輻射熱・風の条件。測定器だけを日陰に入れ、日なたの作業環境を測ったことにしません。
  • 設置と設定:機器の説明書に従う固定、使用温湿度、防水等の条件、日射あり・なし等の設定、値が安定するまでの扱いを確認します。
  • 表示・警報:作業者と管理者が確認できる場所、見える文字や色、騒音下での連絡方法、担当者と代行者を決めます。
  • 電源・配線:本体とセンサーの給電、供給時間、付属ケーブルと許容長、通路の保護、停電後の動作を照合します。

センサーが携帯用機器を組み込む構成でも、単体使用時と表示器接続時では設定方法が異なることがあります。現行Heat Signの簡易説明書にはセンサー側の設定を変更しない等の注意があるため、一般的な操作を推測して行わず、貸出構成に対応する説明書と事前設定の内容を受け取ってください。

記入済みの仮想例:日なたと屋内作業区画を別々に把握する

次の表は、20稼働日の架空現場を想定した発注準備例です。導入実績、測定点数の法的基準、特定機種で必ず実現できる構成ではありません。作業場所の条件が異なるAとBを別々に把握する方針を、安全衛生担当者が決めたと仮定します。

作業場所ごとの仮の手配票
項目記入例見積り・試験で確認
区画A日射を受ける屋外作業。現地の実測値を共有JIS等への適合と屋外使用条件、測定・表示の配置
区画B熱源のある屋内作業。Aの値を流用せず別に実測輻射熱と作業位置を踏まえた測定、表示先と配線
数量同時測定2点。各点の測定器・必要な表示器を希望対応するセンサー2点と表示・固定・電源の実際の一式
保存1日8時間、20稼働日、10分ごとの保存を希望保存値の定義・時刻・項目、容量、回収する端末・担当
工程作業開始前日までに搬入し、試運転してから使用実際の搬入日、設置作業、課金期間、返却条件
担当日常確認:現場A担当、保存:購買B担当、警報連絡:各職長不在時の代行、対策・再確認の手順、データ共有先

10分ごとなら1点・1項目につき6×8×20=960件、二点なら1,920件が保存数の目安です。WBGT・気温・湿度を一行にまとめるか、別々に保存するかでも容量の数え方は変わります。保存間隔は常時の表示更新や警報判定の間隔とは別です。工程や環境が変わったときの確認は、定時の保存があることだけで省略しません。

Wi-Fi・クラウド・自動保存を別々に確認し、受入れ試験する

Wi-Fi対応は、どこからでもインターネット越しに見られるという意味ではありません。現行Heat Signの簡易説明書では、本体のWi-Fiへ近くで接続して設定し、CSVを取り出す方法を案内し、インターネットへは接続しない旨を記載しています。別の場所から常時見る要望は、対応機器・通信方法・契約を分けて相談してください。

ありがちな失敗を受入れで修正する
失敗・思い込み確認・修正すること試験・記録
予測表示を屋外の実測値として転記センサー方式と算出方法、現場の実測器との役割記録票で実測・予測の区分を明示
大型表示器だけ届いたセンサー・ケーブル・給電・固定具の明細現物品番・数量を照合し、値の入力を確認
Wi-Fiなので本社から見られると思った現地接続か、別途通信による遠隔閲覧か実際の端末・接続場所から試験
表示を見ていたが保存されていなかった本体・外部装置の保存先、設定、回収方法試し保存してCSV等を開き、時刻と項目を照合
警報が出ても誰も対応しなかった通知先と現場の連絡・対応手順指定の試験方法で警報から連絡まで確認

受入れ時は説明書、型式と規格表示、設置・設定、時刻、表示・警報・保存、停電後の扱いを担当者と確認します。警報の色や初期しきい値を全作業に共通する安全基準とせず、現場の評価・対応手順へ合わせます。警報を試すために人を暑熱環境へ置いたり、センサーを故意に過熱したりしません。

本体・付属品・設置・記録を分けて、レンタル相談へ渡す

費用比較では測定点数、表示器、センサー・接続ケーブル、固定具、電源、保存・通信、設置・試運転、往復運搬を同じ範囲へそろえます。校正・点検に関する必要書類や故障時の連絡、延長・短縮、返却前のデータ回収・消去の担当も決めてください。表示器の料金だけで必要な一式の総額を判断しません。

  1. 作業場所を列挙し、実測が必要な場所と、掲示・参考通知の目的を分ける。
  2. 同時測定の点数、配置、電源、保存・共有方法をまとめ、現場住所と希望日を添える。
  3. 貸出回答の型式と付属品、作業分担、料金・日程を照合し、搬入後に試験する。
  4. 運用中は設定・移設・欠測を記録。返却前にデータを回収し、読み出しと引継ぎを確認する。

全国の現場をまとめて相談する場合も、拠点ごとの手配可否と搬入・回収条件を確認します。カタログのレンタル表示やメーカーの機能説明は、当日の在庫、全オプションの提供、設置代行を保証するものではありません。未定の項目は未定のまま、下の確認票から必要条件をお知らせください。

よくあるご質問

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参考資料・出典

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