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法人調達・まとめ買いヘルメット・安全保護具読了目安 約4分

作業用安全靴の法人支給|JIS・JSAAの違いとサイズ・数量の決め方

現場や倉庫の靴を一括支給するときは、『先芯がある』『軽い』だけでは採用できません。必要な規格と床・作業の条件、使用者に合うサイズを組み合わせて決めます。購買担当者が見積もり前にそろえたい仕様と、支給後の追加・交換管理を紹介します。

この記事の結論

  • JIS T 8101の安全靴とJSAAのプロテクティブスニーカーは別の規格です。指定がある現場では、該当規格・区分の表示を照合します。
  • 先芯のほか、滑り、踏抜き、静電、熱・水・油等の条件を分けて比較。付加性能は採用する品番の資料で確認します。
  • サイズは足長だけでなく幅・甲・かかとの保持を実際の靴下で確認し、サイズ別数量、交換条件、予備、分納先まで管理します。
作業用安全靴の法人支給|JIS・JSAAの違いとサイズ・数量の決め方

選定・手配の確認事項を整理した概念図。個別の適用条件は本文と一次資料をご確認ください。

図を大きく見る(別タブ)

JIS安全靴とJSAAプロスニーカーを区別して発注する

安全靴を探す場面ではスニーカー型の作業靴も並びますが、名称や外観だけで同じ規格と考えないでください。JIS T 8101に基づく安全靴と、日本保安用品協会のJSAA規格に基づくプロテクティブスニーカーでは、対象・材料や試験条件等が異なります。

規格指定を確認する順番
候補確認する表示・資料発注時の扱い
JIS T 8101の安全靴適合・認証に関する表示、区分、対象品番JIS指定の内容と採用品を照合する
JSAAプロテクティブスニーカーJSAAの認定表示、A種・B種等、付加性能JIS指定へ同じものとして置き換えない
先芯入り・相当等の表示品何に対する試験・相当か、根拠資料先芯の有無だけで必要規格を満たすとしない

JIS T 8101には2024年の追補が公表されています。過去の資料だけで新旧の表記を判断せず、採用品の現行資料と指定内容を確認します。規格番号が分からない場合は、現場の入場規則や発注仕様を共有し、必要な区分から整理してください。

先芯以外の性能は、床と作業のリスクで分ける

つま先の保護に加え、滑りやすい床、釘等を踏む可能性、熱、水、静電気などを確認します。先芯が入っていれば、踏抜き・耐熱・静電等にも対応するとは限りません。また『耐油』という材質に関する表示だけで、油のある床での耐滑性能を判断しないことが大切です。

作業条件と追加で確認する性能
現場の条件確認する内容
濡れ・油・粉がある床床との組合せ、耐滑の表示と試験条件、清掃
釘・鋭利物がある場所踏抜き防止の要否、対象品番の性能と使用条件
静電気への対策必要な帯電防止性能、床・作業着との運用条件
熱い物・水・薬品温度、接触する物質、浸水等に対する用途制限

滑りにくさは靴だけでなく、床の汚れや清掃、歩行方法にも左右されます。カタログの数値を、どの床でも滑らない保証としません。特殊な電気・薬品等の作業は、必要な保護具の種類を責任者が確認し、メーカーの対象条件を照合してください。

サイズ回収は、実際の靴下と歩く動作で確認する

普段履く靴のサイズを集計するだけでは、足幅や甲、かかとの浮き、先芯の当たりを確認できません。作業で使う靴下等を合わせ、立つ、歩く、しゃがむ、階段を使う等の通常動作で確認します。同じセンチ表示でも型式により履き心地は異なります。

  • サイズ表:足長に加え、幅・甲のきつさ、かかとの保持、先芯の当たりを確認する。
  • 留め方:ひも・面ファスナー・ダイヤル等が、手袋や作業姿勢でも操作できるか。
  • 追加装備:中敷き等を変更する場合、メーカーの適合・性能条件を確認する。
  • 試し履き:見本や交換の可否、履いた後の取扱条件、確定発注までの日程を確認する。

靴が緩いから中敷きを足す、きついから大きめに統一する等の調整を、全員へ一律に行わないでください。サイズが合わない人への代替品番と交換の窓口を先に決めると、支給後に不適切なまま使うことを避けやすくなります。

一括支給と交換を、サイズ別・用途別に管理する

初回支給の人数を、所属現場・採用品番・サイズ・数量に分けます。洗替え等の追加が必要か、来訪者用や予備をどう持つかも別に決めてください。『50足』という総数だけでは、サイズ欠けや用途の違いに対応できません。

グリーンクロスの掲載品には、JSAA A種と記載されたニューバランスのBoston、NewYork等があります。シリーズ名が同じでもサイズ展開や仕様が異なることがあるため、安全保護具の品目一覧を確認し、採用する品番の資料と照合します。JIS品を含め、必要仕様の取扱可否は個別に確認してください。

支給後は、靴底の摩耗、剥離、破れ、先芯へ衝撃を受けた履歴等を確認します。一定期間使えたから次も同じ期間大丈夫と判断せず、製品の点検・交換指示に従います。破損とサイズ変更を区別して記録すると、次の購入数と代替候補を検討しやすくなります。

現場別の納品条件と、見積もりの範囲をそろえる

複数工場・倉庫へ分納する場合は、品番・サイズ別数量と各現場の希望日を一つの一覧にします。欠品時に別色や後継品へ置き換えてよいか、規格とサイズの再確認が必要か、承認担当を決めておきます。現場間の応援者がいる場合は、異なる現場指定も確認してください。

  • 見積もり:本体、送料、試着品等の費用、返品・サイズ交換の条件。
  • 納品:品番・サイズの照合、支給日と配布先、追加発注時の連絡先。
  • 維持管理:点検担当、交換条件、予備の管理、規格変更時の承認。

全国拠点を窓口に、地域・日程に応じた在庫と分納可否を確認できます。保護具を一式で比較したい場合は法人向け安全用品の相談へ、必要規格と支給計画をお伝えください。

よくあるご質問

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参考資料・出典

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